コラム

気象病の第二弾！今回は気象病になりやすい人の特徴と、気象病の対処方法のお話です。お灸教室に参加する前、参加した後に読んでください。

 

＜気象病＞

 

雨が降る前、台風が来る前、季節の変わり目などの気象が原因で、頭痛、耳鳴り、耳閉感、関節の痛みなどの症状が出ることを、気象病と言います。

 

これらは、気圧の変化、気温の変化、湿度の変化が大きい時に起こりやすいと言われています。

その理由は2つあります

 

☑体の中の圧力が高まるため

☑自律神経の働きが活発になりすぎるため　　　　　　　　　　　　　

 

ここまでは、前回のコラムでお話しました。

では、どのような人が気象病になりやすいのでしょうか。

 

＜気象病になりやすい人の特徴＞

 

気象の変化があっても、あまり影響を受けない人もいます。一方、すごく影響を受けてしまう人もいます。

 

気圧が低い時に調子が悪くなるのは、体内の圧力が高まるためです。

また、気象の変化に対応しようとして、自律神経の働きが活発になりすぎることも原因の一つです。

 

従って、普段から次のような症状がある方は、気象によって体調が悪くなりやすい方です。

 

☑乗り物酔いしやすい

☑立ちくらみが起こりやすい

☑頭痛もち　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

☑耳の不調がある                                                                                        

☑血圧が正常範囲以外の値

☑胃腸が弱い

☑古傷がある

 

現在このような症状が無くても、子どもの頃に車酔いした、長時間立っていると気分が悪くなった方も注意が必要です。

 

＜気象病を予防するには＞

 

気象病を予防するには、運動、呼吸、睡眠、お灸の4つの方法がおすすめです。

いずれも自律神経のバランスを整える方法です。すぐには効果がわからなくても、習慣にすることが大切です。

 

全て習慣になると良いのですが、一度に全部は無理！だと思います。まずは、一番続けやすいことを選びましょう。

 

それが3月か月続いたら、次のことを始めましょう。

 

 

☑運動の習慣をつける

☑呼吸方法を工夫する

☑24時前に入眠する

☑お灸をする

 

中でもお灸は手軽にできて、習慣にしやすい方法です。

火を使うのが怖いという方は、火を使わないタイプのお灸も市販されていますので、そのような物を使ってみては？

 

また、温かい飲み物が入ったペットボトルを、首筋に当てるだけでも良いと思います。

気象の変化に負けないように養生しましょう。