肩こり

肩こりは女性に多い症状の第一位です。
多くの女性が悩む肩こり。
あなたも我慢していませんか？
このお灸教室に参加した方には、肩こりで悩まずに、毎日を笑顔で過ごして欲しい！と願っています。

細かい文字を見ることや、画面をスクロールすると、首の後ろの筋肉が疲労することがわかっています。
また、同じ姿勢が続くと、筋肉は緊張して柔軟性を失います。柔軟性を失った筋肉は「気血水」の巡りが悪くなるため、肩こりが悪化する原因になります。
さらに、悪い姿勢が肩こり悪化の原因になります。

スマホやパソコンの使用中は、前かがみになりやすく、首肩の筋肉は約4kg程もある重い頭を支えるため、疲労がたまります。

女性は、月経周期に伴うホルモンの変化が、体調に影響を与えます。
また、東洋医学では、血の流れが滞ることを「お血（おけつ）」、血が足りないことを「血虚（けっきょ）」といいます。いずれも筋肉に栄養が届かないために、肩こりが強くなると考えます。

生理の前後や生理中に肩こりが悪化する人、更年期になって悪化した人はこのタイプです。

緊張すると肩に力が入る、という経験はありませんか？
精神的な緊張やストレスを感じると、体を守る反応が起きます。その結果、交感神経の働きが高まり、筋肉に力が入ります。
また、そのような時は体も冷えるため、筋肉に栄養を運ぶ「血」の巡りが悪くなります。
また、精神的な緊張やストレスを感じると、奥歯を強くかみしめるようになり、首の筋肉に力が入るため、肩こりが強くなります。
肩こりに、頭痛やアゴの疲れをともなう人はこのタイプです。

首肩には様々な血管や神経が通っています。これらは首肩の筋肉の間を通っているため、筋肉が固くなると血管や神経の通り道が狭くなるため、痛みやコリが起こりやすくなります。また、首には自律神経が通っているため、首肩コリが強くなると、自律神経を刺激して吐き気やめまいが起こることがあります。