コラム

新型コロナウィルスも心配ですが、猛暑が続く今は熱中症がとても心配です。こんなに暑くても灸はした方が良いのでしょうか？

 

＜処暑＞

 

8月23日から9月6日までは、二十四節気で処暑（しょしょ）の節気です。暑さが治まる頃という意味ですが、気象庁によりますと本日17日は静岡県浜松市で41.1℃を記録して、観測史上1位に並んだようです。他の各地でも猛暑日が続き、あと1週間で暑さがおさまるとは思えませんね・・・

 

 

二十四節気は元々は中国から伝わった暦ですが、日本の気候とは合わないところがあり、日本に合うように作り直されました。天気予報などでも「暦によりますと」と表現しているのを皆さんも耳にしたことがあると思います。この暦は二十四節気のことだと思います。

 

 

昔は、二十四節気が農作業の目安として使われていました。また、日常生活の上でも色々なヒントを得ていました。しかし、ここ数年は今まででは考えられたなかったほど気温が上がる日もあり、二十四節気と合わない面もあります。

 

一方、空を見ると巻雲（けんうん）と呼ばれる刷毛で掃いたような雲があります。一番高いところにある雲で秋を代表する雲です。上空は秋の気配が訪れているのでしょうか。

 

 

見ていても何となく涼しそうな感じを受けます。特に気候の勉強をしていなくても子供のころからの経験でしょうか、夏らしい雲とか秋らしい雲と感じることがあります。皆さんも空を見上げて涼しい気分になってみてはいかがでしょう。

 

＜夏のお灸＞

 

暑い日が続くと、体温が上昇したり大量の汗をかくために内臓にも負担がかかります。また、体を冷やすには冷たい飲み物や水分が多い食品を積極的に取り入れることが必要なのでさらに負担が大きくなります。

 

☑体がだるい

☑疲れやすい

☑むくみやすい

☑食欲がない

☑胃もたれやムカムカがある

☑下痢しやすい

☑暑いけど足が冷える

 

 

これらは多くの人が暑い時に感じやすい症状です。このような時に皆さんはどのようなことをしますか？

 

☑規則正しい生活

☑消化のよいものを食べる

☑お風呂に入る

 

などでしょうか？もちろん、どれもとても良い方法です。しかし、もう少し積極的な方法を試してはいかがでしょう。

 

お灸は免疫力をあげる作用、体の疲れをとる作用もあります。こんな暑い時にお灸？と思いますが、意外と気持ちがよいものです。

 

オススメのツボは、皆さんもおなじみの

☑合谷

 

 

☑足三里

 

 

何度も登場しているツボです。自分でしやすい場所にあるので初心者にオススメのツボでもあります。

 

セルフ灸で暑い夏を乗り越えましょう。