コラム

ヒートショック

2019年11月13日

このコラムでは、お灸教室の内容だけでなく、健康に関する内容も掲載しています。ぜひ、お読みください。

 

立冬に入り、気温が低くなってきましたが、このような時に気を付けたいのが「ヒートショック」です。

 

<ヒートショック>

 

ヒートショックというのは、急激な温度差によって血圧が急激に上下して、体に悪い影響が出ることを言います。

 

私たちの体は、温度差によって血圧が変化します。急激に温度が変わると、血圧も急激に変化します。

 

その結果、血管や心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。

 

 

ヒートショックは、暖かい部屋から寒い脱衣所に移動して、さらに寒い浴室に入った時などに起こることが多いので、11月から2月が起こりやすくなります。

 

暖かい部屋では血圧は安定 → 寒い脱衣所で血圧上昇 → 寒い浴室で血圧がさらに上昇 → 熱いお湯に入って血圧が急下降 

 

 

その結果、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などの生命にかかわる病気になりやすくなります。

 

入浴時だけではなく、トイレでも同じような状況になりやすいので注意が必要です。

 

<ヒートショックのリスク>

 

〇高齢者

〇高血圧

〇動脈硬化

〇不整脈

〇肥満

〇糖尿病

〇飲酒後の入浴

〇熱い湯が好き

〇一番風呂

〇長風呂

〇脱衣所や浴室が寒い

 

<予防方法>

 

1.脱衣所や浴室を温かくする

2.お湯の温度は38~40℃

3.湯船からゆっくり出る

 

 

具体的には

1.脱衣所や浴室を温かくする

 

 暖かい部屋との温度差をなくすために、脱衣所には暖房器具を置きましょう。風呂場は、あらかじめ浴槽の蓋を開けておいたり、温かいシャワーを出して温めておきましょう。

 

 

一番風呂は浴室が温まっていないので、高齢者は避けた方がよいです。

 

2.お湯の温度をぬるめに

 

お湯の温度が41℃を超えると、入浴中の事故が増えるといわれています。したがって風呂の温度は、38~40℃くらいに調節するのが望ましいといわれています。

 

湯船に入るときは、足や腕などにかけ湯をしてから入りましょう。

 

また、首まで入ると心臓に負担がかかるので注意が必要です。

 

3.湯船からゆっくり立ち上がる

 

湯船に入ると血圧がさがります。そのために、急に立ち上がるとさらに血圧が下がって、脳に血液がいかなくなります。

 

その結果、たちくらみすることがあります。

 

 

たちくらみしやすい方、血圧の薬を飲んでいる方、長風呂の方は要注意です。ゆっくりと立ち上がるようにしましょう。

 

 

お風呂が気持ちよい季節ですが、ヒートショックも起こしやすい季節です。以上のことに注意して入浴してください。

また、ご家族にもヒートショックのお話をしてください。

 

 

 



お灸教室の時間と料金について

※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。

1.お好きな曜日とコースをお選びください

2.各コース2,500円です

   
開催日 開催時間 内容 料金
(税込み)
月曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円
水曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円

※駐車場はありません。
※お灸教室の人数は各6名~8名

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アクセス

駐車場はありません

名称 片瀬鍼灸院 お灸教室
住所 〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬1-6-36
江ノ電柳小路駅から徒歩7分
駐車場はありません。
公共交通機関をご利用ください。
電話番号

0466-21-9881

お灸教室開催日 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30
藤沢市片瀬鍼灸院の外観