コラム

お灸で晩秋の養生!

2019年10月30日

秋らしい爽やかな気候になり、過ごしやすくなってきました。一方で、空気が乾燥している上に、日中と朝晩の気温の差が大きくなり、喉・鼻の不調を感じたり、風邪をひいている方も見受けられます。

 

お灸は免疫力を高める働きがあるので、この季節にもピッタリの養生方法です。

 

しかし、お灸はまだ不安・・・という方のために、今回のコラムでは経絡マッサージを紹介します。

 

<晩秋の養生>

 

今は二十四節季で霜降(そうこう)の節季で、霜降は霜が降りるという意味ですが、この節季は気象の上で「初」がつくことが多くあるようです。

 

例えば「初冠雪」。10月22日には富士山で初冠雪が見られたようです。山梨県の気象庁甲府地方気象台が、目視で初冠雪を観測したという報道がありました。

 

他にも「初霜」、「初氷」、「初雪」がありますが、全て目視での観測ということです。

 

 

 

 

桜の開花宣言もそうですが、科学技術の発達している現在でも人の目で確認するのですね。

 

11月8日からは暦の上では冬になります。とはいえ、晩秋の気配が残る季節です。東洋医学では、この時期に体調を崩すと本格的な冬になった時に、症状が重くなると考えられています。

 

そうならないように、いつも以上に養生に力を入れましょう。

 

 

 

<経絡マッサージ>

 

経絡(けいらく)マッサージといっても、難しいことではありません。たださするだけ!

 

経絡というのは、「気」「血」「水」の通り道です。

 

 

◎「気」は体全体を動かす原動力

◎「血」は血液

◎「水」は血液以外の水分

 

東洋医学では「気・血・水」の全てがバランスよく働くことで、健康を維持していると考えます。

 

そして「気・血・水」を体の隅々まで運ぶための通り道が「経絡」です。

 

また、経絡の上にあるのが「ツボ」です。ツボは体の不調が現れる点です。お灸は、もぐさの熱でツボを刺激して、「気・血・水」の流れやバランスをよくする温熱療法です。

 

 

ツボの位置がわからない!という方でも、経絡をさすることでもツボの刺激ができます。

 

では実際にやってみましょう。

 

今回は腕にある経絡の「腕の太陰肺経(たいいん はいけい)」という経絡を刺激します。

 

①手の平を上に向けて、腕を伸ばす

 

②反対の手のひらで、腕の付け根から親指の先までさする

 

☆ゆっくり4秒くらいかけて

☆息を吐きながら

☆5回から10回繰り返して、反対の腕も同様にさする

 

さするだけなので、小さなお子さんにもできます。風邪をひきやすい、咳がでやすい・・・そんな時は、お父さん、お母さんが優しくさすってください。

 

 

 

 

 

 

 



お灸教室の時間と料金について

※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。

1.お好きな曜日とコースをお選びください

2.各コース2,500円です

   
開催日 開催時間 内容 料金
(税込み)
月曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円
水曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円

※駐車場はありません。
※お灸教室の人数は各6名~8名

お灸教室のご予約はこちらから

アクセス

駐車場はありません

名称 片瀬鍼灸院 お灸教室
住所 〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬1-6-36
江ノ電柳小路駅から徒歩7分
駐車場はありません。
公共交通機関をご利用ください。
電話番号

0466-21-9881

お灸教室開催日 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30
藤沢市片瀬鍼灸院の外観