コラム

重陽の節句

2021年09月04日

9月7日から22日は二十四節気の白露です。気温が下がり、朝になると露を結ぶ頃という意味です。9月に入って急に気温が下がったので、お体を冷やさないようにお灸で養生しましょう。

また9月9日は重陽の節句。五節句の一つですが、聞き慣れない方も多いかもしれません。

 

<重陽の節句>

 

重陽(ちょうよう)の節句は五節句の一つです。平安時代に中国から伝わり宮中行事だったものが、徐々に民間に広まったと考えられています。江戸時代になると幕府が公的な行事・祝日としたと言われています。いずれも無病息災や豊作を願って行われ今に伝わっています。

 

<5節句>

1月7日 人日(じんじつ)の節句

七草の祝い。昔中国では1月7日に1年の運勢を占い、無病息災を願って食べたのが七草粥と言われています。

 

3月3日 上巳(じょうし)の節句

桃の節句。雛祭り。昔は人形(ひとがた)に切り抜いた紙を川や海に流して、自らの穢(けがれ)を清める行事だったようです。その人形(ひとがた)が流し雛の由来と言われています。今でも流しびなの風習が残るところもあります。   

 

5月5日 端午(たんご)の節句

菖蒲と尚武をかけて武者人形を飾る風習が、男の子の節句になったようです。菖蒲は魔除けの意味があり、尚武は武道や軍事を大切にすることです。古代中国では軍事が大切だったことがうかがわれます。

 

7月7日 七夕(しちせき)の節句

元々は宮中や神事に使う衣服を織って先祖の衣服を織って棚に飾り、穢れを清める行事だったようです。梅雨の時期と重なるため、七夕の日は雨が多い印象です。

 

9月9日 重陽(ちょうよう)の節句

東洋医学の陰陽論では、奇数が「陽」偶数は「陰」とされています。9は最大の陽数で、9が重なる9月9日は特にめでたい日なので「重陽(ちょうよう)の節句」とされています。

菊の花が咲く頃なので、「菊の節句」とも言うそうです。無病息災を願って菊酒や栗ご飯を食べていたようです。

 

人日の節句と重陽の節句は馴染みが薄いかもしれません。これを機会に覚えてみてはいかがでしょう。

 

 

 



お灸教室の時間と料金について

※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。

1.お好きな曜日とコースをお選びください

2.各コース2,500円です

   
開催日 開催時間 内容 料金
(税込み)
月曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円
水曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円

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※お灸教室の人数は各6名~8名

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駐車場はありません

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お灸教室開催日 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30
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