コラム

秋分にオススメのツボ<少商>

2020年09月22日

暑さ寒さも彼岸まで。という言葉がありますが、お彼岸を迎えるとようやく暑さがゆるみ過ごしやすい季節になります。夏から秋へと季節が変わるので、体調も変化しやすい時です、お灸で夏の疲れをとって、秋を健康に過ごせるようにしましょう。

 

<秋分>

 

9月22日から10月7日は二十四節気の秋分の節気です。また秋分の日の9月22日と、その前後3日間の合わせて7日間がお彼岸なので、22日はお彼岸の中日です。

 

お彼岸の頃は、太陽が真東から真西に沈みます。私たちのいるところは此岸(しがん)、亡くなった方のいるところを彼岸(ひがん)と言います。

 

 

此岸は東に、彼岸は西にあるという考えから、太陽が真東から昇り真西に沈むお彼岸の頃は、此岸と彼岸が通じやすくなると考えられています。

 

お彼岸にお墓参りに行くのはこのような考えからです。

 

 

<秋の七草>

 

春の七草は、お正月に食べ過ぎで疲れた胃を休めるため、また1年間を健康に過ごせるようにとの願いから、1月7日に「七草粥」にして食べる風習が今も残っています。

 

そのために、七草粥の材料としてスーパーの食品コーナーに並ぶので、皆さんも目にすることが多いと思います。

 

一方、秋の七草は春の七草に比べると、あまりメジャーではないですね。

 

秋の七草は、奈良時代の歌人「山上億良(やまのうえおくら)」が万葉集で詠んだ2句が始まりと言われています。

 

「秋の野に 咲きたる花を指折り かき数ふれば七種(ななくさ)の花」この句は、秋に咲き誇る花は7種類あると詠んだ歌です。

 

「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」そしてこの句が、7種類の花の名前を詠んでいます。

 

 

❁萩

❁すすき(尾花:おばな)

❁葛(くず)

❁撫子(なでしこ)

❁女郎花(おみなえし)

❁藤袴(ふじばかま)

❁桔梗(ききょう、朝貌:あさがお)

 

 

 

皆さんも探してみてはいかがでしょう。

 

<秋分におすすめのツボ>

 

秋分にオススメなのは少商(しょうしょう)というツボです。

少商は手の太陰肺経という経絡にあるツボです。暑さがおさまったのは嬉しいですが、急に気温が下がって風邪をひかれている方もいらっしいます。少商は呼吸器系の症状によいツボです。

 

また、秋は乾燥に気を付けることが養生のポイントなので、手の太陰肺経という経絡上にあるツボが、この季節に適したツボです。

 

☑かぜのひきはじめ

☑秋の花粉症

☑カラ咳

☑のどのイガイガ

☑寝る前に咳が出やすい

☑鼻水が出やすい

☑鼻がつまる

など、呼吸器系の症状に適しています。

 

少商は親指の爪の際にあります。経絡の気血が出入りするツボの一つで、気血があふれ出るツボです。

 

 

少商は手の親指の爪の底面(横線)と側面(縦線)の延長線が交わるところ(白丸)にあります。

 

お灸をするのが良いのですが、指で押さえても効果があります。手で押さえるときは、反対側の親指と人差し指で指の付け根を挟むようにしてください。

 

また少商以外にも全ての爪の角にも別の経絡のツボがありますので、親指から1本ずつもみほぐしてみてください。

 

 



お灸教室の時間と料金について

※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。

1.お好きな曜日とコースをお選びください

2.各コース2,500円です

   
開催日 開催時間 内容 料金
(税込み)
月曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円
水曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円

※駐車場はありません。
※お灸教室の人数は各6名~8名

お灸教室のご予約はこちらから

アクセス

駐車場はありません

名称 片瀬鍼灸院 お灸教室
住所 〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬1-6-36
江ノ電柳小路駅から徒歩7分
駐車場はありません。
公共交通機関をご利用ください。
電話番号

0466-21-9881

お灸教室開催日 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30
藤沢市片瀬鍼灸院の外観