コラム

冬は温補で養生

2019年12月11日

大雪に入り、各地で雪の便りが聞こえ始めました。東北地方では積雪が1mを超えるところが増え、大雪初日の7日には横浜や東京でも雪が降りました。

冬至までは1年のうちで最も昼間の時間が短く、日照時間が短いため気温も低くなります。

こんな季節には温補の養生が必要です。

 

<温補>

 

東洋医学では、冷えた体を温めることを「温」、不足しているものを補うことを「補」といいます。

また、体を温めることで不足している「気・血・水」を補い、健康な体に導くことを「温補(おんぽ)」と言います。

 

 

「気・血・水」は経絡を通って体の隅々まで行き届きます。

 

「気・血・水」には、

 

〇栄養を運ぶ

〇内臓を健康に保つ

〇免疫力をアップする

〇ホルモンバランスを整える

〇自立神経の働きを整える

〇髪や肌に艶を与える

〇心の健康を保つ

・・・などなど、私たちが健康でいるための様々な働きがあります。

 

冷えは万病の元、と言われるように体が冷えると「気・血・水」の流れが滞るため、体は健康な状態から未病(※)へと傾いていきます。

それを止めるのが、「温補」です。

 

※未病(みびょう)とは、病気ではないがそのままにしておくと病気になってしまう状態のことです。

東洋医学では、未病の予防「未病治(みびょうち)」こそ大切と考えます。

 

<かかとの上げ下げで温補>

 

冷たい空気は下にたまるため、暖房が効いた室内でも、足が冷える事があります。

特にオフィスでは、顔が火照っているのに足が冷たい!という経験をしている方が多いと思います。

 

男性に比べると、女性に冷え性が多いのは「筋肉の量が少ない」ことも原因の一つです。

そこで、座ったままでできる筋力アップの方法を紹介します。

 

 

筋力アップといっても、ダンベルを使ったり、特別な器具を使うわけではありません。

椅子に座ったままでできる方法です。

 

椅子に座って、踵の上げ下げを10回繰り返し、ふくらはぎの筋肉を動かしましょう。

 

 足は第2の心臓と言われるように、ふくらはぎの筋肉を動かすと、血液が体の隅々まで行渡ります。 血液には熱を運ぶ働きがあるので、ふくらはぎを動かすと体全体が温まります。

 

また、休み時間には、立った姿勢でふくらはぎの上げ下げをしてみましょう。最初は5回くらいから始めて、慣れてきたら回数を増やします。

簡単な方法ですが、第二の心臓を鍛えることで、冷え性の予防になります。

 

冬はエネルギーを蓄える季節なので、激しい運動よりもこのくらいの強度の運動が適しています。

ぜひお試しください!

 

 

 



お灸教室の時間と料金について

※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。

1.お好きな曜日とコースをお選びください

2.各コース2,500円です

   
開催日 開催時間 内容 料金
(税込み)
月曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円
水曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円

※駐車場はありません。
※お灸教室の人数は各6名~8名

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アクセス

駐車場はありません

名称 片瀬鍼灸院 お灸教室
住所 〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬1-6-36
江ノ電柳小路駅から徒歩7分
駐車場はありません。
公共交通機関をご利用ください。
電話番号

0466-21-9881

お灸教室開催日 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30
藤沢市片瀬鍼灸院の外観