コラム

立秋

2021年08月14日

8月7日から8月22日まで、二十四節気で立秋です。体温越えの猛暑が続くのに、暦の上では秋の始まりです。

夏休みの方も多いと思いますが、ステイホーム中にお灸の習慣をつけてはいかがでしょう。

 

<立秋>

 

立秋は「秋が立つ」つまり秋の始まりという意味です。赤とんぼが飛んだり、秋の虫が鳴き始めたので季節は秋に向かっているのですね。

 

 

 

立秋以降は、暑中見舞いから残暑見舞いになります。コロナで親戚や友人に会うこともできないので、残暑見舞いで近況を伝えるのもよいですね。

 

メールはとても便利ですが、手書きの葉書が着くと嬉しくなります。

 

 

地域によって異なるようですが、13日から16日がお盆です。我が家は、昨日8月13日に迎え火を焚きました。雨が激しく降っていたのですが、その時だけは雨がやみ不思議な気持ちになりました。

 

外出はできませんが、家にいても季節感を感じることはできます。皆さんも普段は気にならないような、季節の移り変わりや風習を楽しんではいかがでしょう。

 

<立秋の養生>

 

東洋医学では、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」が正常に働いている状態を健康な状態と考え、「気・血・水」のバランスが崩れたり正常な働きが損なわれると病になると考えられています。

 

 

今年も猛暑日が続いていますが、猛暑は私たちの「気と水(すい:津液しんえきともいう)」を消耗します。

 

暑さが続くと体が疲れたり食欲がなくなることがあります。また、大量の汗が出て体の水分が失われると脱水が起きて頭痛や倦怠感が起こります。さらに症状が悪化すると熱中症になります。このようなことは皆さんも経験していませんか?

 

 

これはまさしく皆さんの気と水が暑さで消耗したために起こっていることです。

 

・桃、枝豆、おくら、とうもろこし、ニガウリは「気」の巡りをよくする作用

・スイカ、梨、キュウリ、トマトは水分が多く「水」を補う作用

 

薬膳というと難しいと感じますが、身近な食材で気血水を補うことも薬膳の一つです。

 

<疲労回復のお灸>

 

夏バテは気血水のバランスが崩れたり、働きが悪くなることで起こりやすくなります。

 

☑夏風邪をひいた

☑膀胱炎になった

☑唇にヘルペスが出た

☑口内炎になった

 

心当たりがある方は、夏バテによって免疫力が下がっている可能性があります。

 

大きく体調を崩す前にお灸で養生しませんか。

 

オススメは「手三里(てさんり)」と「足三里(あしさんり)」の両方のツボにお灸をすることです。

 

手三里:肘の骨(青い丸)から合谷(赤い丸)に向かって、肘の骨の指3本下

 

 

足三里:膝の骨の指4本分下で脛の骨の指1本分外側

 

 

 

 



お灸教室の時間と料金について

※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。

1.お好きな曜日とコースをお選びください

2.各コース2,500円です

   
開催日 開催時間 内容 料金
(税込み)
月曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円
水曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円

※駐車場はありません。
※お灸教室の人数は各6名~8名

お灸教室のご予約はこちらから

アクセス

駐車場はありません

名称 片瀬鍼灸院 お灸教室
住所 〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬1-6-36
江ノ電柳小路駅から徒歩7分
駐車場はありません。
公共交通機関をご利用ください。
電話番号

0466-21-9881

お灸教室開催日 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30
藤沢市片瀬鍼灸院の外観