コラム

夏に注意!ギックリ腰

2019年07月31日

やっと梅雨が明けましたね。1日の平均気温が35℃を超える日を猛暑日と言いますが、1990年頃から猛暑日に該当する日が増えたようです。そして、猛暑日が正式に気象用語となったのは2007年だそうです。今回のコラムは、猛暑の日に多いギックリ腰のお話です。

 

<ギックリ腰>

 

学術的な根拠はありませんが、当院にいらしゃる方の症状で、夏に増えるのは「ギックリ腰」です。

 

腰痛は、「急性腰痛」と「慢性腰痛」に大別されます。この違いは、痛みがある期間の長さによって区別され、痛みが3か月以上続くと慢性腰痛と言われています。

 

 

今日のコラムは、急性腰痛の一つのギックリ腰のお話です。西洋では「魔女の一撃」と言われるように、急に強い痛みに襲われるのが特徴です。

 

ほとんどが筋肉の痛みですが、骨折していることもあるので、素人判断せずに医師の診断を受けましょう。特に高齢者の場合は、圧迫骨折も考えられるので注意が必要です。

 

<ぎっくり腰の原因>

 

☑重い物を持った

☑体をひねった

☑スポーツをした

という人もいれば、意外と多いのが日常生活の何気ない動作

 

☑朝起きて顔を洗った           

☑洗濯物を干した

☑せきやくしゃみをした          

という人もいます。

 

しかし、ほとんどが

☑特に何もしていない

☑朝起きたら痛くなっていた

という人が多いのがギックリ腰の特徴です。

 

<ギックリ腰の症状>

 

人によって症状は様々ですが

☑体が真っすぐにならない

☑前屈できない、靴下がはけない、顔を洗えない    

☑しゃがめない

☑立ったり座ったりが痛い

☑歩けない

☑強い痛みが起きそうで怖い

☑仰向けで寝れない

 

発生してすぐは、痛みが原因で日常生活に支障をきたすことが多くなります。

 

しかしほとんどは、強い痛みは2~3日で治まり、長くても2週間ほどで元の状態に戻っていきます。

 

<対処方法>

 

以前は1週間安静。というのが通説でしたが、最近の研究では強い痛みがひいたら、じっとしているよりは体を動かす方がよいと言われています。

 

また、冷やすか温めるか、悩むところですが・・・

 

☑腫れていたり熱感がある → 何もしないか冷やす

☑腫れも熱感もない    → 温める

 

ギックリ腰になった日は、何もしないか気持ち良ければ冷やす、翌日からは温めると回復しやすいようです。

 

そして当院では、ギックリ腰の方に必ずしてもらうことがあります。

 

それは、「長い靴やレッグウォーマーでふくらはぎを温かくする。」ことです。

 

 

夏にギックリ腰が多いのは、冷房で下半身が冷えてしまうことが原因の一つと考えられます。

 

特にふくらはぎが冷えることで、ギックリ腰になりやすくなります。

 

実際に、当院にいらした患者さんに聞くと、腰が痛くなる前に冷房で冷えたという方がほとんどです。

 

このような理由から、当院では「ふくらはぎを温かくして」回復を促しています。

 

ギックリ腰になってしまったら、試してみてください。

 

 

 

 

 



お灸教室の時間と料金について

※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。

1.お好きな曜日とコースをお選びください

2.各コース2,500円です

   
開催日 開催時間 内容 料金
(税込み)
月曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円
水曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円

※駐車場はありません。
※お灸教室の人数は各6名~8名

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アクセス

駐車場はありません

名称 片瀬鍼灸院 お灸教室
住所 〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬1-6-36
江ノ電柳小路駅から徒歩7分
駐車場はありません。
公共交通機関をご利用ください。
電話番号

0466-21-9881

お灸教室開催日 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30
藤沢市片瀬鍼灸院の外観