コラム

処暑

2021年08月23日

8月23日から9月6日までは二十四節気の処暑です。8月中旬は長雨が続き、急に気温が下がったため体調を崩された方も多いと思います。

少し寒さを感じた方もいらっしゃると思います。こんな時はお灸で養生するのがよいと思います。

 

<処暑>

 

処暑は暑さが落ち着くという意味です。最近は処暑であっても日中はまだ暑い日がありますが、夜になると気温が下がる日もあり秋の気配を感じる頃です。

 

 

 

「実るほど首を垂れる稲穂かな」という言葉がありますが、処暑は稲の穂が実り稲刈りの時期でもあります。

9月は別名「稲刈月」と言いますが、これは処暑が稲刈りの時期であることが由来と言われています。

 

最近はパン食が流行していることや、お米は糖質が多いことからダイエットをしている人から敬遠されているようですが、糖質だけでなくタンパク質やビタミンB1B2、食物繊維、カルシウム、脂質も含まれていて栄養価が高い食品です。

 

 

 

また9月は「長月」とも言われます。30日しかないのに長月?と思っていました。諸説ありますが「夜長月(よながづき)」から長月になったと言われています。

 

他にも色々な言い方があるようなので、秋の夜長に調べてみてはいかがでしょう。

 

<太淵>

 

暑かったり寒かったり、気温差が激しいため風邪をひきやすい季節です。こんな時には太淵(たいえん)のお灸がオススメです。

 

太淵は手首にあるツボです。手の太陰肺経(たいいんはいけい)という経絡にあるツボです。

 

手の太陰肺経という経絡は、胸から始まり腕の前面を通って親指の先に繋がる経絡で、呼吸器の調子を整える経絡です。

 

 

太淵の「太」は大きい「淵」は深いという意味です。つまり太淵は手の太陰肺経の気が深く集まるツボという意味です。

 

では「太淵」を探してみましょう。

 

 

 

手のひらを上にして手首の親指側で「脈を打つところ」を探します。そこが太淵です。

 

写真は左手の太淵ですが、両方の手に順番にしてみましょう。慣れるまでは、利き手の反対の手だけでも大丈夫です。

 

秋は乾燥の季節です。呼吸器は乾燥に弱い臓器なので、湿度のある今のうちに呼吸器の働きを高めておくとよいですね。

 

 

 

 

さらに、食養生としては「梨」がオススメです。

みずみずしい梨は、水分量が多く体を潤す作用があります。また疲労回復、便秘予防、肌に潤いを与える作用もあります。

 

そのまま食べても美味しいですが、冷えが気になる方はオリーブオイルでソテーして肉料理に添えて食べても美味しいです。

 

 

 



お灸教室の時間と料金について

※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。

1.お好きな曜日とコースをお選びください

2.各コース2,500円です

   
開催日 開催時間 内容 料金
(税込み)
月曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円
水曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円

※駐車場はありません。
※お灸教室の人数は各6名~8名

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アクセス

駐車場はありません

名称 片瀬鍼灸院 お灸教室
住所 〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬1-6-36
江ノ電柳小路駅から徒歩7分
駐車場はありません。
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電話番号

0466-21-9881

お灸教室開催日 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30
藤沢市片瀬鍼灸院の外観