2019年12月25日
寒さが厳しくなってきましたが、寒くなると痛みが強くなるという経験はありませんか。特に、元々関節の痛みがある方は、冬に痛みが強くなることがあります。今回のコラムは、多くの方が経験する膝の痛みについてのお話です。
初期であればお灸のケアが向いています。悪化する前にケアをしましょう。
<膝の痛み>
厚生労働省の調査によると、40歳以上の女性の約6割、男性の約4割が、「膝の痛みを感じている。」という結果が出ています。
多くは、変形性膝関節症と言われるもので、軟骨がすり減って炎症が起こることで、痛みを感じます。
変形性膝関節症の原因は、加齢や筋力・柔軟性の低下が原因とされています。
<リスクが高い人>
〇膝の怪我の経験がある
〇体重が重い
〇O脚
〇女性
女性は筋力が弱いことと、ホルモンの関係でリスクが高くなります。
筋力が弱いと、膝の関節にかかる負担が大きくなるためです。
また、閉経後は特にエストロゲンというホルモンが減ることで、軟骨がすり減りやすくなります。
エストロゲンは関節の潤滑油のような働きもするので、エストロゲンが減ると関節の動きがスムーズにいかなくなります。このような理由から、男性より女性の方がリスクが高くなります。
膝痛に限らず、更年期以降に関節痛が起こりやすくなるのは、エストロゲンの減少が大きく影響すると言われています。
<痛いところは膝のどのあたり?>
痛みを感じる場所で最も多いのが、膝の内側です。
他には・・・
〇お皿の上や下
〇膝の外側
〇膝の裏
<どんな時に痛くなるの?>
変形性膝関節症の痛みの特徴は、「動き初めに痛い」ことです。例えば、歩き始めた時に痛くても、歩いているうちに痛みが軽くなるのが特徴です。
〇歩行時 特に歩き始め
〇階段の昇り降り
〇立ち上がる時
〇しゃがむ時
〇正座ができない
いずれも日常生活に支障が出ます。また、今までできていた運動や趣味ができなくなるなど、楽しみが減る原因にもなります。
<治療方法>
初期では、運動療法やお灸が有効です。また、一時的にサポーターで保護することも良いと思います。
しかし、痛みの原因が半月板の損傷や靭帯損傷の可能性が原因であることもあります。いずれにしても自分で判断せずに、一度は専門医の診断を受けましょう。
診断の結果、特に問題がないとわかったら、運動療法、お灸療法でケアをしましょう。
次回は、膝痛予防の運動方法とお灸の方法を紹介します。
※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。
1.お好きな曜日とコースをお選びください
2.各コース2,500円です
開催日 | 開催時間 | 内容 | 料金 (税込み) |
月曜日 | 10:00~10:50 | 肩こりコース | 2,500円 |
---|---|---|---|
11:30~12:20 | 腰痛コース | 2,500円 | |
13:00~13:50 | 冷え性コース | 2,500円 | |
14:30~15:20 | 不妊コース | 2,500円 | |
16:00~16:50 | 更年期障害コース | 2,500円 | |
水曜日 | 10:00~10:50 | 肩こりコース | 2,500円 |
11:30~12:20 | 腰痛コース | 2,500円 | |
13:00~13:50 | 冷え性コース | 2,500円 | |
14:30~15:20 | 不妊コース | 2,500円 | |
16:00~16:50 | 更年期障害コース | 2,500円 |
※駐車場はありません。
※お灸教室の人数は各6名~8名
駐車場はありません
名称 | 片瀬鍼灸院 お灸教室 |
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住所 | 〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬1-6-36 江ノ電柳小路駅から徒歩7分 駐車場はありません。 公共交通機関をご利用ください。 |
電話番号 | 0466-21-9881 |
お灸教室開催日 | 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30 |