コラム

本格的な冬の始まり<小寒>

2020年01月06日

本年最初の節季は小寒です。本年も、皆様が健康に暮らせるように、お灸をはじめとした養生の方法を紹介したいと思います。

 

<小寒>

 

1月6日から19日まで、「小寒(しょうかん)」の節気で、今年最初の節気です。暦便覧には、「冬至より一陽起こる故に 陰気に逆らう故、益々冷える也」とあります。

 

「小寒」とは、寒さが始まる頃という意味です。「寒の入り」とも言い、冬至が過ぎて陽気が増えてはいるものの、これから本格的な寒さになっていく季節という意味です。

 

しかし、昨年末から冬なのに気温が高い日もあるため、寒さが厳しくなるかどうかは分からないですね。

 

また昨年末から、雪が不足していてスキー場の営業が難しいというニュースを耳にしましたが、小寒に入って降雪があるとよいですね。

 

 

この時期には、「寒稽古」、「寒中水泳」、「寒行」など、寒さの中で行う行事も多くあります。これらは、1年間の無病息災の意味も含まれていると思います。

 

無病息災と言えば、1月7日は無病息災を願う「七草粥」の日ですね。

 

<七草粥>

 

1月7日は五節句の一つである「人日(じんじつ)の節句」です。かつて中国では、元日から6日までに生き物を当てはめて占いを行い、対象となる生き物を大切にする日としていたようです。

 

元日:とり

2日:いぬ

3日:ひつじ

4日:いのしし

5日:うし

6日:うま

そして、7日は人を占う日にあて、「人を大切にする日:人日(じんじつ)の節句」としたと言われています。

 

この日は、七種類の若菜を入れた温かい吸い物を食べて、一年間の無病息災を祈る日だったようです。

 

また日本でも、新年に7種類の若菜を摘んでお粥を食べる風習があり、このような風習が現在まで受け継がれて、1月7日に「七草粥」を食べて無病息災を願うようになったと言われています。

 

七草粥は、年末年始の御馳走で疲れた胃腸を休めることと、不足している栄養素を補う役目もあるようです。

 

 

七草粥に使われる春の七草は

〇せり

〇なずな

〇ごぎょう

〇はこべら

〇ほとけのざ

〇すずな

〇すずしろ

 

スーパーでも七草がセットになって店頭に並ぶので、皆さんも「七草粥」で、疲れた胃腸を休めてください。

 



お灸教室の時間と料金について

※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。

1.お好きな曜日とコースをお選びください

2.各コース2,500円です

   
開催日 開催時間 内容 料金
(税込み)
月曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円
水曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円

※駐車場はありません。
※お灸教室の人数は各6名~8名

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駐車場はありません

名称 片瀬鍼灸院 お灸教室
住所 〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬1-6-36
江ノ電柳小路駅から徒歩7分
駐車場はありません。
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電話番号

0466-21-9881

お灸教室開催日 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30
藤沢市片瀬鍼灸院の外観