コラム

免疫って何?

2020年04月14日

新型コロナウィルスの感染の勢いが止まりまらず不安な毎日です。

引き続き「3蜜を避ける」「手洗い」で感染リスクを下げることと、免疫力をアップして感染しにくい体を維持することが重要です。

 

今回のコラムは免疫についてのお話です。

 

<免疫って何?>

 

「免」は逃れる、「疫」は疫病なので、病気から逃れることを免疫といいます。

 

普段私たちは免疫のことなど頭にないと思います。そんな時でも免疫は細菌やウィルスや様々な病原体から体を守り、病気にならないように守ってくれています。

 

 

例えば、花粉を鼻から吸ったときにくしゃみや鼻水が出るのは、免疫が働いて異物である花粉をくしゃみや鼻水で体の外に排出するためです。

 

また、下痢は口から入った異物をいち早く対外に排出するためにおこるもので、これも免疫の働きのおかげです。

 

 

免疫は体を守る重要な働きですが、弱くなっても強くなりすぎても私たちの体には不都合なことが起こります。

 

免疫が働かないことを「免疫不全」といいます。

生まれつき免疫が働かない病気です。この病気の赤ちゃんは、弱い病原菌に感染してしまうことで病気になってしまいます。またHIVウィルスに感染したことでおこる「後天性免疫不全」も、同様に病原体に感染しやすくなります。

 

 

一方、免疫が働きすぎても私たちの体に不都合なことが起こります。「アレルギー疾患」や「自己免疫疾患」という病気になります。「自己免疫疾患」は、免疫が働きすぎて自分の体を攻撃してしまう病気です。

 

<免疫記憶>

 

おたふくかぜ(急性耳下腺炎)は、ムンプスウィルスに感染して起こる病気で、子供の頃に感染した方も多いと思います。1度かかると大丈夫!と聞いたことがあると思います。

 

免疫は、1度かかった病原体に対しては免疫力が強くなり、2度目には同じ病気にはかからなくなるという働きがあり、これを「免疫記憶」といいます。

 

1度病気にかかると、その病原体にたいする「抗体(こうたい)」というものが体の中で作られます。抗体は免疫グロブリンというたんぱく質です。

 

私たちは、病原体のもつ抗原(こうげん)にピッタリと合う抗体を作る力を持っています。そして、同じ病原体が入ってくると、抗体が働いて侵入してきた病原体を処理してくれます。

 

 

新型コロナウィルスのワクチンが開発が待たれるところですが、ワクチンは免疫記憶を利用したものです。

 

医療関係者、研究者の方たちが必死にワクチンの開発に取り組んでくださっています。

 

私たちはワクチンができるまでは、感染しないように自力で免疫力を高める必要があります。

 

 



お灸教室の時間と料金について

※気軽にできる1回(50分)完結型のお灸教室です。

1.お好きな曜日とコースをお選びください

2.各コース2,500円です

   
開催日 開催時間 内容 料金
(税込み)
月曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円
水曜日 10:00~10:50 肩こりコース 2,500円
11:30~12:20 腰痛コース 2,500円
13:00~13:50 冷え性コース 2,500円
14:30~15:20 不妊コース 2,500円
16:00~16:50 更年期障害コース 2,500円

※駐車場はありません。
※お灸教室の人数は各6名~8名

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アクセス

駐車場はありません

名称 片瀬鍼灸院 お灸教室
住所 〒251-0032 神奈川県藤沢市片瀬1-6-36
江ノ電柳小路駅から徒歩7分
駐車場はありません。
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電話番号

0466-21-9881

お灸教室開催日 月曜日・水曜日/10:00 ~ 17:30
藤沢市片瀬鍼灸院の外観